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2018/09/24 12:40
コーヒーに適した水は軟水
コーヒーに最も適した水は少し硬度がある軟水だと言われています。もちろん人によっては硬水の方が向いているという方もいますが、硬水の場合マシンの故障と抽出不足という２つの問題があります。
機械の故障
コーヒーを淹れるのにコーヒーメーカーやエスプレッソマシンを使っている方は必ず軟水を使うようにして下さい。硬水の場合、石灰が詰まりやすいので故障の原因になってしまいます。例えばデロンギのエスプレッソマシンの場合は水の硬度は90mg/L以下の軟水を使うように書かれています。
抽出不足
硬度はコーヒーの抽出に影響し味にも影響します。一般的に軟水ほど成分が抽出しやすく、硬水ほど抽出しにくいとされています。あまりに硬度が高い場合、抽出不足になり味を上手く出せません。
硬度を知るためには
日本の水道水の硬度が平均で50～60で軟水とされています。ですが中には硬水の地域もあるようです。硬度の高い地域が比較的に多いのは東京、神奈川、群馬、千葉、埼玉、滋賀、福岡、熊本、沖縄です。硬度は水道局に電話すれば教えてもらえるようです。
硬水を使ってコーヒーを淹れるとどうなる？
私自身、ウェブサイトで「エスプレッソには硬水が向いている」という情報があり、気になって試してみたことがあります。飲んでみたところ、苦味だけがあって酸味も風味もない、どっしり重い味がしました。あまり美味しくはないです。機械の負担になるので真似はしないほうがいいかもしれません。
対策
水道水を使って淹れたコーヒーが美味しくない、と感じたら水に問題がある可能性があります。上に書いたように苦くて重い味になるときは水の硬度が原因かもしれません。また塩素が原因のことも考えられます。浄水が出来ていないと塩素が残ってしまい、コーヒーの味を損なっているかもしれません。その場合は浄水することで美味しくなるかもしれません。それでも美味しくないと感じたらペットボトルの水を使うことをおすすめします。
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