はじめに
エスプレッソでクレマが出ないという悩みは多いようです。原因は色々と考えられますが、コーヒー豆に原因がある場合があるかもしれません。
今回はクレマとコーヒー豆の関係についてお話します。
クレマの出やすさ
クレマは豆の種類や状態によって出やすかったり出にくかったりします。
ナチュラルプロセスの豆や焙煎したての豆はクレマが出やすい傾向にあります。逆にウォッシュトプロセスの豆や焙煎から時間が経った豆はクレマが出にくいです。
ナチュラルプロセスの豆など
ナチュラルプロセスやロブスタ種の豆を使うとクレマがよく出ます。逆にウォッシュトプロセスの豆はあまりクレマが出ない傾向にあります。私の推測ではコーヒーの褐色成分、メラノイジンが炭酸ガスと結びついているためクレマがよく出ているのではないかと考えています。メラノイジンの多いナチュラルプロセスやロブスタ種の豆はクレマが多く、メラノイジンの少ないウォッシュトの豆はクレマが少なく、メラノイジンの量とクレマの量が比例しています。
焙煎直後の豆
焙煎直後の新鮮な豆(焙煎後3日以内の豆)はクレマが出やすいです。そしてクレマが白っぽい色をしており、すぐに消えます。豆の内部にガスが多く含まれるためクレマは出やすいですが、味が上手く抽出されず酸味が強く出るのでとても飲みにくいエスプレッソになります。(ドリップでも泡がボコボコ出る状態は抽出には向いていません。
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ですのでコーヒー豆は焙煎してから3日目以降が飲み頃とされています。
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