フレンチミッション
フレンチミッションとは品種のひとつで、ブルボン島(現在のレユニオン島)からアフリカ大陸に持ち込まれ、タンザニア、ケニアに伝わりました。フランス人宣教師によってタンザニアに持ち込まれ、それがケニアに伝わった説とそれぞれに持ち込まれた説の二つがあります。どちらにしてもフランス人宣教師(French
missionaries)との関係からフレンチミッションと呼ばれているようです。
フレンチミッションはブルボン種から選別された品種です。ケニアでよく使われている品種、SL34はフレンチミッションから選抜されたという説があります。
ケニアはコーヒー発祥の地とされる南スーダンやエチオピアと国境を接しているので、そのどちらかからコーヒーが伝わったと考えてしまいますが、そうではなく、一旦ブルボン島を経由して南のタンザニアから伝えられたようです。ですのでケニアのコーヒーはエチオピアの原種に近いコーヒーとは豆の形が違い、味わいも大きく違います。
【参考文献】
スペシャルティコーヒー大事典/ジェームス・ホフマン
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https://www.rakuten.co.jp/milestones-coffee/
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